第3回大辞泉が選ぶ新語大賞2018 あなたの新語も辞書に載せよう。 選考結果発表第3回大辞泉が選ぶ新語大賞2018 あなたの新語も辞書に載せよう。 選考結果発表

大 賞

【空白恐怖症】 自分の仕事がないときに、あたかも仕事をしているように見せるために
ダミーの予定やフェイクの予定を入れるほど、
自分の予定が空白な事を恐れること。

次 点

【卒婚】 結婚の卒業。結婚という形式は維持しながらも、夫婦が互いに干渉せず、それぞれの人生をそれぞれに歩んで行く。

次 点

【ご飯論法】 言い逃れ答弁の論法で、「朝ごはんを食べましたか?」という質問に「(朝、パンは食べたけど、ごはん=米飯は)食べていない」と答えるようなやり方。

※これらの語釈は一般から投稿されたものです。
正式な語釈は編集部が執筆陣に依頼し、今後の改定時に『デジタル大辞泉』のデータとして収録される予定です。

投稿総数 2,070

最終選考まで残った今年の新語11選
【億り人】【フェアプレーポイント】【じたハラ】
【空白恐怖症】【介護脱毛】【いみふ】
【スーパーボランティア】【まるっと】
【卒婚】【多浪生】【ご飯論法】

 

昨年に引き続き、最終選考会には、明治大学国際日本学部教授の田中牧郎先生にご参加いただきました。

特別選考委員

田中たなか 牧郎まきろう
明治大学国際日本学部教授

プロフィール
1962年・島根県生まれ。東北大学文学部・卒業。東北大学大学院文学研究科・修士課程修了。東京工業大学大学院社会理工学研究科・博士課程修了。明治大学国際日本学部・教授。国立国語研究所・客員教授。日本語学会・評議員。日本医学会・用語管理委員。

主な著書
『図解 日本の語彙』(三省堂/共著)。『近代書き言葉はこうしてできた』(岩波書店)。『コーパスと日本語史研究』(ひつじ書房/共著)ほか。

選考会レポートはこちら選考会レポートはこちら

大賞の【空白恐怖症】をご投稿いただきました方の中から
抽選で1名様にAmazonギフト券10,000円分をプレゼントいたします。

※当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
※Twitterからの応募の方が当選した場合は別途ダイレクトメッセージにてお知らせし、お名前とメールアドレスなどをお伺いいたします。

「大辞泉が選ぶ新語大賞 
~あなたの新語も辞書に載せよう。~」とは

 2013年の初開催以来、各メディアで話題となっている『大辞泉』の「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーン。そのスピンオフ企画として開催されたプロジェクトが「大辞泉が選ぶ新語大賞 ~あなたの新語も辞書に載せよう。~」です。
 毎年たくさんの新しい言葉が生まれては消えていきますが、その年の世相を象徴する“言葉”は、年末の恒例行事として大きな話題となっています。しかしその中で、後世まで残り定着する“新しい言葉”は一体いくつあるのでしょうか?
 そこで、『大辞泉』編集部は、現在辞書に載っていない、しかし後世に残すべく辞書に載せたい“新しい言葉”を公募し、『大辞泉』デジタル版に掲載するという、画期的なプロジェクトを実施いたしました。本プロジェクトは、「変わり続ける言葉を捉え続ける」という編集方針を実証する試みであり、国語辞典の未来の在り方を問うプロジェクトでもあったのです。
 投稿された新語の中から、実際に『大辞泉』に採用する可能性のある新語を編集部が毎月発表。その中から最も影響力のある新語を「大辞泉が選ぶ新語大賞2018」として選定・発表いたしました。そして、これらの新語の中から実際に辞書に載せる言葉を決定。編集部が各分野の専門家に執筆を依頼し、『大辞泉』各種アプリなどに収録。goo辞書、コトバンク、ジャパンナレッジにも順次掲載いたします。
【募集期間】 2018年5月18日(金)〜11月18日(日)

『大辞泉』が収録を検討している
新語をご紹介します。

キャンペーン期間中に
投稿された2,070語の新語の中から、
実際に『大辞泉』に採用する
可能性のある新語を
編集部が毎月選定しました。
合計44本の新語が選ばれました。

【写真詐欺】
出会い系サイトやSNSなどで自らを美しく加工した写真で異性を騙すこと。
【億り人】
投資で1億円以上の資産を築いた人。
【回し車】
ハムスターやハツカネズミなどの運動具。檻に取り付けた回転体で、動物が内側を走って回す。
【長財布】
紙幣を折らずに収納できる長方形の財布。
【マウントを取る】
相手よりも上の立ち位置を取り、相手に対して優位性を保つ・威圧的な態度を取ること。
【空白恐怖症】
自分の仕事がないときに、あたかも仕事をしているように見せるためにダミーの予定やフェイクの予定を入れるほど、自分の予定が空白な事を恐れること。
【キッチンリセット】
使用後のキッチンを元のキレイな状態に戻し、新品の状態を保つこと。
【VAR】
スポーツ競技や試合の判定に、録画記録やコンピューターの解析を用いる仕組み。ビデオアシスタントレフェリー制。
【フェアプレーポイント】
あの日本が予選2位で通過できた、嘘のようなシステム。
【ツイパク】
SNSのTwitterにおいて、他人のつぶやきを自らが発信者のようにつぶやくこと。ツイッターとパクるの合成語。
【まるっと】
①丸みを帯びたさま。②まるごと。
【推しメン】
アイドルグループのなかで、最も好きなメンバーのこと。
【秘境駅】
利用客が激減した駅のうち、道路など他の交通の便が悪く訪ねるのに時間がかかる駅。
【黒板アート】
黒板にチョークなどを使って描いた絵で表現したアート。黒板のない普通の家ではできない。
【夫源病】
定年退職などをきっかけに、夫の在宅時間が増えることによるストレスで、妻の心身に不調をきたすこと。
【子作り】
夫婦間などで、子供をもうけること。また、そのための準備をすること。
【シャイニングマンデー】
日曜日の夜まで遊び、月曜日は午後出勤することを推奨するため、経済産業省が検討している呼称。プレミアムフライデーが定着しないことへのニの矢。
【危暑】
危険な暑さ。
【スーパーボランティア】
経験豊富で、リーダーとして現場のとりまとめをこなせるボランティア。
【リンクコーデ】
複数人が、同じ製品のおそろいでなく、違う品だが色やデザインを合わせた衣服を着るコーディネート。
【ちぎりパン】
むちむちの赤ちゃんの腕のこと。見た目がまるでちぎりパンに見えることから。
【ペスカタリアン】
動物の肉を食べない人たちのこと。
【手入力】
コンピューターで、コピーアンドペーストや自動入力などによらず、キーボードを用いて文字を入力すること。
【じたハラ】
時短ハラスメントの略。上司が、仕事が残っているにもかかわらず部下に残業を許可せず帰宅を促す圧力をかけること。
【顔バレ】
俗に、インターネット上で、今まで隠していた顔が判明されること。
【スマートインターチェンジ】
高速道路のサービスエリアなどに設置されたETC専用のインターチェンジ。
【いみふ】
意味不明の略。
【シャツイン】
パンツの中にシャツを入れるファッション。
【ミラーゲーム】
試合をする両チームが同じフォーメーションで戦うこと。
【帰宅恐怖症】
妻とのやりとりなどで疲れ、帰宅が億劫になり、仕事が終わってもまっすぐ家に帰れない症状。
【卒婚】
結婚の卒業。結婚という形式は維持しながらも、夫婦が互いに干渉せず、それぞれの人生をそれぞれに歩んで行く。
【介護脱毛】
介護が必要になることに備えて、介護者の作業を減らすよう自らの陰毛などを剃っておくこと。
【横持ち】
荷主から配送先への運送の過程で発生する中継地点への輸送。例えば荷主の製造工場から配送センターの倉庫への輸送など。
【Tリーグ】
2018年10月24日に日本で開幕した卓球のリーグ。国内外の選手がリーグ戦で戦う。手をTの文字にするポーズが流行り始めている。
【縦読み】
言葉遊びの一つ。横書きの文章を書く際に、特定の行(特に先頭の行)に用いる文字を定めておき、その行の文字を縦に読んでも文章や言葉として成立するように書いたもの。また、そのように読むこと。
【御前会議】
企業などで、経営トップが臨席する会議。
【多浪生】
大学入試への浪人回数が多い受験生。
【姉活】
女性が男性に対し、姉として資金援助を行う活動。血縁関係はない、異性の友人付き合いの一環。
【爆買い外交】
優位な経済力を背景に、投資や大型契約をちらつかせて外交交渉を優位に運ぶこと。
【大谷翔平】
1994年生まれのプロ野球選手、花巻東高校から北海道日本ハムファイターズに入団。投打の二刀流として活躍し、2018年ロサンゼルス・エンゼルスに移籍した。
【ご飯論法】
言い逃れ答弁の論法で、「朝ごはんを食べましたか?」という質問に「(朝、パンは食べたけど、ごはん=米飯は)食べていない」と答えるようなやり方
【発信】
電子メールのごとく、広く世間に知らせることを意味する。
【敬称略】
氏名を表記する際に、敬称を省くこと。また、その断りを入れる表記。≪補説≫敬称を省く点では「呼び捨て」と共通するが、敬称略は待遇表現ではない。文字数が限られている場合による措置で、その人に対して敬意を払わないということではない。
【シンデレラバスト】
シンデレラサイズのバストの略。小さい胸のこと。

※投稿された語釈がそのまま収録されるのではなく、編集部が新たに執筆陣に依頼し『大辞泉』各種アプリなどに収録する予定です(一部の新語は、今年8月改訂時に既に収録しています)。

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