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大辞泉が選ぶ 新語大賞2024

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大辞泉が選ぶ 新語大賞とは

「活字離れ」と、
当たり前のように言われています。
でも、それって本当でしょうか?

たしかに、印刷された文字を
読む機会は減ったかもしれません。
しかし、私たちが文章を読む時間は
40年前の3倍になっているんです。

そう、原因はもちろんスマートフォン。
新しい時代にあって、
「言葉」とのふれあいは
むしろ増えています。

行き交い、生まれる言葉たち。
今年も、
新しい言葉との出会いが楽しみです。

月間賞

ご応募いただいた新語の中から毎月、編集部が選定した月間賞を発表いたします。

5・6月の月間賞

皐月・水無月

7月の月間賞

文月

8月の月間賞

葉月

9月の月間賞

長月

10月の月間賞

神無月

11月の月間賞

霜月

誰がアメリカのリーダーに?
新しい言葉、お待ちしております。


投稿された語釈がそのまま収録されるのではなく、編集部が新たに執筆陣に依頼し『大辞泉』各種アプリなどに収録する予定です。

応募要項

概要
『大辞泉』に未収録の新語と、既存語の新語義を広く募集します。毎月、編集部が「月間賞」を選定し発表。また、12月に「大辞泉が選ぶ新語大賞」を発表します。各賞の新語は、編集部があらためて項目として作成し直し、『大辞泉』デジタル版に収録。goo辞書、コトバンク、ジャパンナレッジなどに掲載される場合があります。
募集期間
2024年5月18日(土)~11月15日(金)
応募方法
応募フォーム」または「X」から投稿してください。(X の場合「#大辞泉新語」をつけてください)
審査
大辞泉編集部で行います。
お問い合わせ先
小学館 大辞泉編集部 info@daijisen.jp

 からの
投稿方法

Step 1

小学館辞書編集室アカウントをフォロー

※当選連絡のダイレクトメッセージ送付のためアカウントフォローが必要になります

Step 2

ハッシュツイート
「新語」&「新語義(意味)」をツイート

#大辞泉新語

#大辞泉新語のハッシュタグをつけて投稿してください。

Step 3

賞品が当選された方には、
Xのダイレクトメッセージで
お知らせいたします

賞品

期間中に投稿された方の中から抽選で毎月30名様(合計180名様)に、Amazonギフト券500円分をプレゼントいたします。またキャンペーン期間終了後、大辞泉編集部が、投稿されたすべての新語の中から「大辞泉が選ぶ新語大賞」を選定し発表いたします。その新語を投稿いただいた方の中から抽選で1名様に、Amazonギフト券10,000円分をプレゼントいたします。

当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。Twitterからの応募の方が当選した場合は別途ダイレクトメッセージにてお知らせし、お名前とメールアドレスなどをお伺いいたします。

応募規約

個人情報の取り扱いについて
本企画の管理・運営に当たり、事務局が利用者から取得した個人情報は、株式会社小学館が別途定めるプライバシーポリシーに従って取り扱われます。
注意事項
※募集するのはご自身で見つけた「新しい言葉」、既存の言葉の「新しい意味、使われ方」であり、オリジナルの「造語」や「自分で考えた新しい言葉」ではありません。
※誹謗中傷や公序良俗に反する内容の投稿の場合、事務局の判断で応募の対象外とさせていただく場合があります。
※異なる内容の投稿であれば、投稿数に制限はありません。おひとり何回でも投稿いただけます。

これまでの受賞作品

第8回(2023年)

第7回(2022年)

第6回(2021年)

第5回(2020年)

第4回(2019年)

第3回(2018年)

第2回(2017年)

第1回(2016年)

第8回
2023年

大賞

【生成AI】

あらかじめ学習したデータをもとに、画像・文章・音楽・デザインなどを新たに生成する人工知能の総称。拡散モデルやGANなどの機械学習の手法により、文章からイラストを作成する画像生成AIや、人間と対話しているかのような自然な言葉遣いで文章を生成する対話型AIなどが開発されている。
※大辞泉の語釈(4月立項)

次点

【闇バイト】

強盗や詐欺などの犯罪の一部分をアルバイトとして代行すること。
※のんちゃんまんさん投稿の語釈

次点

【蛙化現象】

心理学で、好意を持つ相手が、自分に好意を持ち始めると、相手に嫌悪を感じる状態、嫌われるかもしれないという不安から起こる自己防衛とみられている。
※大辞泉の語釈(10月立項)

2023年の新語投稿数ベスト10【アレ】【タイパ】【インボイス】【ChatGPT】【蛙化現象】【アフターコロナ】【生成AI】【闇バイト】【かわちい】【ペッパーミル】

第8回(2023年)

大賞

【生成AI】

あらかじめ学習したデータをもとに、画像・文章・音楽・デザインなどを新たに生成する人工知能の総称。拡散モデルやGANなどの機械学習の手法により、文章からイラストを作成する画像生成AIや、人間と対話しているかのような自然な言葉遣いで文章を生成する対話型AIなどが開発されている。
※大辞泉の語釈(4月立項)

次点

【闇バイト】

強盗や詐欺などの犯罪の一部分をアルバイトとして代行すること。
※のんちゃんまんさん投稿の語釈

次点

【蛙化現象】

心理学で、好意を持つ相手が、自分に好意を持ち始めると、相手に嫌悪を感じる状態、嫌われるかもしれないという不安から起こる自己防衛とみられている。
※大辞泉の語釈(10月立項)

※大賞の【キーウ】の語釈は一般から投稿されたものです。今後、編集部で立項の採否を検討し、立項する場合は、執筆陣による語釈が『デジタル大辞泉』に収録されます。
※次点の【国葬儀】【メタバース】の語釈は今年4月に既に『デジタル大辞泉』に立項済みです。

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第7回(2022年)

大賞

【キーウ】

ウクライナの首都。同国中北部、ドニプロ川中流に沿う工業都市。精密機械工業が発達。9~13世紀にキーウ公国の首都として繁栄。ギリシャ正教協会などの名所・旧跡が多い。キーフ。ロシア語名キエフ。
※大辞泉の語釈

次点

【国葬儀】

国葬のようで国葬でない葬儀。
※まここしゃんさん投稿の語釈

次点

【メタバース】

心《meta(超越した)とuniverse(世界)の合成語》インターネット上に構築される仮想の三次元空間。利用者はアバターと呼ばれる分身を操作して空間内を移動し、他の参加者と交流する。
※大辞泉の語釈

2022年の新語投稿数ベスト10【2世信者/宗教2世】 【ウクライナ侵攻】 【ととのう】 【大谷ルール】 【顔パンツ】 【メタバース】 【知らんけど】 【国葬儀】 【インボイス制度】 【おじさん構文】
※【マスク美人】【推し活】も上位でしたが、昨年も投稿数ベスト10入りしていたので除外しました。【ととのう】は一般的な「整う」でなく、サウナで爽快になるという意味での投稿でした。

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第6回(2021年)

大賞

【親ガチャ】

子供がどんな親のもとに生まれるのかは運任せであり、家庭環境によって人生を左右されることを、カプセルトイのランダム性に例えた言葉。

次点

【人流】

人の、移動を伴う一連の動静。また、人々の流動や動線。
※大辞泉2021年4月立項

※大賞の【親ガチャ】の語釈は一般から投稿されたものです。今後、編集部で立項の採否を検討し、立項する場合は、執筆陣による語釈が『デジタル大辞泉』に収録されます。
※次点の【人流】の語釈は今年4月に既に『デジタル大辞泉』に立項済みです。

2021年の新語投稿数ベスト10【親ガチャ】【人流】【ゴン攻め】【推し活】【まん防】【副反応】※1【マスク会食】【マスク美人】【マリトッツォ】【SDGs】※2
※1は2011年、※2は2017年に『大辞泉』に立項済みですが、今年あらためて話題になり、多く投稿されましたので、投稿数ベスト10から除外しませんでした。

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第5回(2020年)

大賞

【三密】

①密教で、身・口・意の三業。手に印を結ぶ身密、口に真言を唱える口密、心に本尊を観念する意密。
②感染症の蔓延を防ぐために、人々が避けるべき3つの行動。換気の悪い密閉空間に居ること・多くの人が密集する場所に居ること・近距離での密接した会話をすること。令和2年(2020)、COVID-19流行の際に東京都が提唱した。

次点

【コロナ禍】

新型コロナウイルス感染症の流行によって引き起こされる、さまざまな災い。感染症自体だけでなく、それを抑止するための経済活動の自粛や停滞、人々の疑心暗鬼なども、広く含む。

※【三密】の(1)は1995年刊の『大辞泉』初版から掲載されている既存語釈です。
※どちらも編集部執筆の正式な語釈で、【三密】(2)は今年4月に既に、【コロナ禍】は12月に公開予定です。

2020年の新語投稿数ベスト10【経年美化】【コロナウイルス/新型コロナウイルス】【コロナ○○】【自粛警察】【三密】【オンライン○○】【ぴえん】【アベノマスク】【おうち時間】【Go To ○○】

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第4回(2019年)

大賞

【イートイン脱税】

食品を持ち帰り税率の8パーセントで会計して、イートインで食べること。本来であればその場で食べる場合は税率10パーセントで会計しなければならない。

次点

【闇営業】

芸人がプロダクションを通さないで仕事を請け負うこと。また特に、裏社会からの誘いで仕事を請け負うこと。

次点

【にわかファン】

心これまで関心がなかった物事に対し、流行等で急に興味を持ち、その事柄についてよく知っていないがファンになる人のこと。

2019年の新語投稿数ベスト10【タピる】【令和】【上級国民】【ワンチーム】【闇営業】【タピ活】【草(草生える)】 【ポイ活】【イートイン脱税】 【にわかファン】

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第3回(2018年)

大賞

【空白恐怖症】

自分の仕事がないときに、あたかも仕事をしているように見せるためにダミーの予定やフェイクの予定を入れるほど、自分の予定が空白な事を恐れること。

次点

【卒婚】

結婚の卒業。結婚という形式は維持しながらも、夫婦が互いに干渉せず、それぞれの人生をそれぞれに歩んで行く。

次点

【ご飯論法】

言い逃れ答弁の論法で、「朝ごはんを食べましたか?」という質問に「(朝、パンは食べたけど、ごはん=米飯は)食べていない」と答えるようなやり方。

最終選考まで残った2018年の新語11選【億り人】【フェアプレーポイント】【じたハラ】【空白恐怖症】【介護脱毛】【いみふ】【スーパーボランティア】【まるっと】【卒婚】【多浪生】【ご飯論法】

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第2回(2017年)

大賞

【インスタ映え】

写真投稿サイト「インスタグラム」に投稿したときに、多くの読者から共感を得られる写真の出来映えの良さ。

最終選考まで残った2017年の新語7選【文春砲】【都民ファーストの会】【横入り】【シンデレラフィット】【希望の党】【ガチ勢(ぜい)】【パラダイス文書】

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第1回(2016年)

大賞

【トランプ-ショック】

2016年のアメリカ大統領選挙で、ドナルド=トランプ候補が勝利したことで起こった、金融市場などの混乱。

最終選考まで残った2016年の新語9選【熊本地震】【顔芸】【ブレグジット】【インスタグラマー】【セカンド-レイプ】【ジェンダー-レス】【消しカス】【ポケモノミクス】【茹でこぼし】

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5・6 月の月間賞 7月10日発表

【もしトラ】

2024年に行われるアメリカ大統領選で「もしトランプ氏が再選したら」の略。再任した場合、対策の必要性や各方面への影響が懸念されることから使われだした。

【文転】

高校生・大学生などが、理科系から文科系に〈所属/志望〉を変えること。

【猫ミーム】

猫を使ったインターネットミーム全般。とくに過去にバズった猫の動画の切りぬきを素材として、台詞やキャプションをつけた、日常生活を中心とした再現動画のこと。

【インプレゾンビ】

X(旧Twitter)で投稿のインプレッション数を稼ぐために迷惑な投稿を繰り返すアカウント。

【スペパ】

スペースパフォーマンスの略。限られた空間を利用してどれだけの利便性や快適さが得られるか。

【エシカル就活】

就活生が、受ける企業を選ぶ際に、社会問題に対してどのような取り組みを行っているかを軸に考えて行う就職活動。

7 月の月間賞 8月10日発表

【トナラー】

バスや電車などで、他に空席があるのに意図的に特に女性の隣に座ろうとする人。

【経済圏】

国際的または国内的に密接な経済関係のある一定の地域。また、消費や投資といった経済活動を特定の会社のサービスで完結させること。

【スケジュール感】

仕事などで相手にどんな流れでスケジュールを考えているかを聞きたいが、ダイレクトに聞くのが失礼にあたりそうな時に、遠回しに聞く表現。

【フキハラ】

不機嫌ハラスメントの略。ドジをしてしまった後輩が「すいませんでした」と言っている前で、先輩が「はあ…」とためいきをつくように相手を不機嫌にさせること。

【可食部】

食べられる部分。

【応援上映】

映画館で、声を出して応援しながら鑑賞することができる上映。

8 月の月間賞 9月10日発表

【スポーツウォッシング】

国家がスポーツを利用して、自身のイメージ向上や問題の隠蔽を図る行為。

【氷タンフル】

氷水の中に冷凍フルーツを入れ、混ぜると、冷凍フルーツに氷の層ができて、食感がフルーツ飴のようになる。

【ラン活】

ランドセルの購入活動。ランドセルを求めて全国の小学生に上がる子供をもつ親がする行動。

【傾聴地蔵】

話を聴いて頷くだけで何もしてくれない上司。

【ソーラーパンク】

太陽光発電などの持続可能エネルギーの技術が発展し、自然とテクノロジーが共存した未来社会のこと。またはそうした社会・思想・イメージを描いたジャンル。

【南海トラフ地震臨時情報】

発生が予想されている南海トラフ巨大地震に関して、想定震源域およびその海溝軸外側50キロメートル程度の範囲で異常が発生した場合など地震発生可能性が相対的に高まった際に気象庁が発表する情報。

9 月の月間賞 10月10日発表

【キダルト】

キッド+アダルトの造語。子供の心を持った大人。玩具などに熱中する大人。

【スンとする】

真顔になり、感情が無になる。

【静かな退職】

企業に属しつつ、やりがいを求めず、必要最低限の仕事のみ淡々とこなす働き方。あたかも既に退職したかのように、仕事に対するエネルギーを失いつつ働くこと。

【50-50】

(フィフティ-フィフティ)大リーグで1シーズン50本塁打50盗塁を達成すること。大谷翔平選手が従来の40-40を超えて達成し話題となった。

【まんが盛り】

白米を茶碗からはみ出るまで盛ること。

【VIO】

(ブイアイオー)Vライン・Iライン・Oライン。デリケートゾーンを、三つの文字の形に見立てたもの。

10 月の月間賞 11月10日発表

【ホワイト案件】

本来は犯罪にならない仕事のことだが、SNSで強盗などの闇バイトを偽って募集するときの称。

【解像度が高い】

まるで画像が鮮明に見えるかのごとく、物事や思考の詳細がはっきりとし理解されやすいこと。

【あれオレ詐欺】

あれはオレがやった仕事とか、オレのおかげで成功した、などと自分を誇示すること。

【退所】

芸能人が事務所を離れて独立すること。

【ホス狂い】

ホストにハマり、大金を貢ぐ女性。ホスト依存症。

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